初夏を思わせる陽気となり
いよいよ畑の忙しい季節となってきましたね。
最近、テレビ番組等で取り上げられ質問が多いのが
『金属アレルギー』に関するところです。
歯科治療に用いられた金属が、長い期間をかけて溶け出し、
それが体内に蓄積しアレルギー反応を引き起こしてしまうことが報告されています。
最も多いのが手のひらや足の裏に水疱や膿をもった嚢胞ができる症状(掌蹠嚢胞症)です。
また、原因物質に触れ、皮膚に炎症を引き起こす接触性皮膚炎や発疹等も代表的です。
ひとえに金属アレルギーといえどもその原因となりうる金属の種類は人それぞれです。
金属アレルギーの原因となりやすい主な金属は、
ニッケル・クロム・コバルト・パラジウム・インジウム・イリジウム・スズ・水銀です。
近年の歯科での詰め物や被せ物のほとんどは金銀パラジウム合金によるもので、
比較的アレルギーのリスクは少ないと言われています。
これらのアレルギーを知るための代表的な検査方法に「パッチテスト」があり
皮膚科や大学病院などの専門外来に依頼させていただいています。
我々歯科医院では、その結果を受けて
原因となりうる金属をそうでない材料に置き換えさせていただく治療をさせていただいております。
桜とアルプス |
症状のある方、自分のお口の中の金属の詰め物が気になる方は是非、お気軽に相談下さい。
5月は、土曜午後をのぞき、カレンダー通りに診療させていただきますので宜しくお願いします。
また、連休中に応急処置が必要な方、帰省中にどうしても不都合が出てきてしまった方は、対応できる可能性もあるので、一度0263-54-1062までご連絡ください。
弘法山の桜 |
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