あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
酉年は私の生まれ干支でもあります。
年男は節分に豆を撒くという風習があるそうです。
節分といえばここ近年、恵方巻を食すという関西圏の風習が大手チェーン店の策略により、
ここ信州の地にも広まってきました。
これに伴い2月某日を境に歯医者には、一年間の無病息災の代償に顎関節症を訴える患者さんが急増してきました。
果敢に太巻きにかぶりつき、痛みを感じても口を離すことを許されず、
悲鳴をあげたくとも決して声を出すことなく丸々一本を食べきらなくてはならない、
信心深い方々ほど重症化するという、正に悪魔の所業です。
この愚行に入る前に必ずやっていただきたいのが
少しずつ口を開けていくなどの念入りな顎の準備運動です。
そして、最も大事なのは断念するという勇気です。
「包丁で切る」という作業も、「悪い流れを断ち切る。運を切り開く。」などともいいますし、
良い方の解釈で受け取り上品にお召しあがりいただくことを切に祈っております。
このたび年男を迎えた私の抱負としましては、北北西に向き、
できるだけたくさんのの願い事が叶うように超特大級の恵方巻きに噛り付きたいと思います。
さて、1月は月末の31日(火)のみ休診日とさせていただきます。
年の初めを綺麗で不安のないお口でスタートしましょう。
H29・1/9 芦ノ田 三九郎 |
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